やまももの部屋           

   私の宮部みゆき論

 一人ひとり顔が違うように、宮部作品に対する読者の感想も一人ひとり異なっていると思います。私は一人の宮部みゆきファンとして、この「私の宮部みゆき論」で様々な宮部作品を取り上げ、その面白さや素晴らしさについて私なりに感じたこと、思ったことを述べていきたいと思います。
 宮部作品に対する拙い素人評論ですが、もしその一部でも宮部ファンのみなさま方の想いと重なり、琴線に触れることができましたら、こんな嬉しいことはありません。

 なお、このHPは
やまもも(団塊の世代で二人の男の子の父親)が運営しております。
 『火車』(双葉社)表紙カバー



目次
 「ドルシネアにようこそ」に見る作者の眼差し
「たった一人」に見る作者の仕掛け
「謀りごと」に見る落語的世界
『震える岩』に見る作者の人物造形力
『火車』に見る厳しさと柔らかさ
「生者の特権」に見る淋しさと慰め

 『ステップファザー・ステップ』に見る少年の形象
『龍は眠る』に見るサイキックの苦悩
 『蒲生邸事件』に見る視点人物の問題
 『淋しい狩人』に見る女性の自立
 『東京下町殺人暮色』に見る下町の暮色

 『理由』に見る日本社会の危うさ
『クロスファイア』に見る火炎の意味
『長い長い殺人』に見る財布が語る効果

『ぼんくら』に見る人間絵巻
 『本所深川ふしぎ草紙』に見る心の闇と灯り
 「我らが隣人の犯罪」に見る様々なトリック
 『夢にも思わない』に見る様々なレトリック
 『魔術はささやく』に見る「裁き」の問題
 「燔祭」に見る火炎のヒロイン青木淳子像
 『幻色江戸ごよみ』に見る文体の使い分け
『あやし〜怪〜』に見る「鬼」の正体
 『初ものがたり』に見る江戸時代の影の部分

 『スナーク狩り』に見る場面構成のテクニック
 『模倣犯』に見る「純粋な悪」
    資料:宮部みゆき「解らなくていい」
 『R.P.G.』に見るネット上の疑似家族
 『天狗風』に見る娘と猫の漫才コンビ
 「堪忍箱」に見る「かんにん」「堪忍」の意味
 『あかんべえ』に見るお化けと人間の心の闇
 『ブレイブ・ストーリー』に見るジュブナイル風SF
 『心とろかすような』に見る老犬マサの謎
 『レベル7』に見る顔のない登場人物たち
 『パーフェクト・ブルー』に見る大胆な試み
 『日暮らし』に見る13歳のハローワーク
 『孤宿の人』に見る社会派時代ミステリー
 『名もなき毒』に見る身体に潜む毒
 『楽園』に見る等少年の超能力
 『この世の春』に見る長編時代ミステリー小説
我らが隣人の宮部さん
  
  我らが隣人の宮部さん 
 この「我らが隣人の宮部さん」には、宮部ファンのみなさまからいただいた宮部作品に関する貴重なコメントが紹介されています。みんなとてもユニークでかつ的確なコメントばかりです
 なお、別冊宝島『僕たちの好きな宮部みゆき』が2003年9月に発売されましたので、この部屋に「宝島社の宮部ムック」のページを新設しました。 
心に残った宮部みゆきの短篇小説
心に残った宮部みゆきの短篇小説」投稿要領
心に残った宮部みゆきの短篇小説名を挙げて下さい。
短篇名は6篇以内で、順位づけをする必要はありません。
各短篇へのコメントの有無や字数は投稿者各人にお任せします。
 
  宮部作品には、大いに共感させられる言葉、寸鉄人を刺すような鋭い警句、思わず膝を打つような評言、またとても気が利いたレトリカルな表現などがいたるところに存在しています。そんな宮部作品の名句名言を集めました。
 みなさんの心に残った名句名言を募集!!

 
 宮部みゆきの生まれ育った環境や彼女の修業時代、落語・映画・漫画や松本清張、S・キング作品の影響、さらには作家としての目標などに関して、主として彼女自身が自ら語った内容を紹介しています。

 
 映画「クロスファイア」「模倣犯」、TVドラマ「火車」「茂七の事件簿」等の映像化された宮部作品についてのコメントを載せています。みなさま方のコメントを募集します。
 TVドラマ化された宮部作品の一覧表もあります



 宮部みゆき著作一覧
 宮部みゆきの著作(単著)を初版本の発行年月日順に並べてみました。
 
宮部みゆき関連文献
 宮部みゆきとその作品に関する専論書籍、関連文献や宮部自身の解説文や対談、インタビュー等を紹介
 

  
ポンコツ山のタヌキの便り
 
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