谷山電停は3代目
市電の1系統の終点が谷山電停ですが、このカラフルで可愛い感じの電停の建物は、1912年に鹿児島電気軌道が路面電車を武之橋から谷山まで初めて運行したときの建物から数えて3代目になるそうです。
「南日本新聞」1997.05.12の夕刊の記事によりますと、谷山の電停はまず1912年に建てられ、1979年になって初めて建て替えられたそうですが、「屋根とホームがある程度。雨にぬれるのに加え、殺風景との声があった」とのことです。現在の電停は1996年に建てられたものだそうですが、かまぼこ形のおしゃれな電停は利用者に好評とのことです。 |
|
谷山電停のすぐ近くを走るJRの列車 |
JR谷山駅 |
谷山電停はJR指宿枕崎線の谷山駅と500メートルぐらい離れており、乗り継ぎに不便なので、市電のJR谷山駅への延伸の声が強まっていましたが、2006年4月28日の「南日本新聞」の記事によりますと、延伸によって新たな渋滞が懸念されることや費用対効果から鹿児島市は延伸を断念したそうです。 |
|