照国神社の縁起初市
照国神社の縁起初市
33.3×24.2cm

 今年(2014年)も照国神社の境内で2月7日から4日間にわたって縁起初市が開かれました。この初市は戦前から開かれていた人形市の後を継いで1983年から始まったもので、毎年いつも境内で骨董品や工芸品、植木、お好み焼きなどの食べ物等の出店が40店舗ほど立ち並び、買い物客で賑わいます。特にオッのコンボと呼ばれる縁起物の起き上がり小法師の人気は高く、私たち夫婦もこのオッのコンボを家族の人数より一つ多く購入しました。

 私は前からこの賑やかな縁起市風景を描きたいと思っており、神社の境内をバックに買い物客でごったがえす色さまざまな横幕が賑やかに飾られた出店風景をデジタルカメラで何枚も写し、それらの写真から組み合わせて1枚のクレパス画に仕上げることにしました。縁起市ならではのごちゃごちゃとした賑やかで猥雑な雰囲気を出すことが狙いなのですが、さてそんな雰囲気が目論み通り描けたでしょうか。
 
 2月18日の冬期クレパス画講座第4回目にこの絵を持参して前田先生に見ていただくことにしました。バックに描かれた照国神社の境内と手前の縁起市風景との遠近感にめりはりを付ける等の指導を受け、なんとかこの絵を完成させることができました。
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