おぎおんさぁの祗園笠行列
おぎおんさぁの祗園笠行列
33.3×24.2cm

 京都の八坂神社の祇園祭は全国的に有名ですが、鹿児島市でもおぎおんさあ(祇園祭)が江戸時代から無病息災と商売繁盛を願って行われるようになり、鹿児島の伝統行事としていまでは夏の風物詩となっています。

 2013年7月21日の日曜日、午後2時からこのおぎおんさぁのご神幸行列が鹿児島市の中央公園から天文館電車通りを練り歩くというので、私はデジカメ持参で撮影のために天文館まで行って来ました。

 私は祇園傘を主としてカメラで撮影しましたが、この祇園傘の行事が始まる直前、幼い男の子が歩道から電車通りにちょこちょこと出て来て、その後をお母さんらしき女性が追いかけて歩道に連れ帰りましたが、その二人の姿がとても印象的だったのでパチリ、パチリと撮影させてもらいました。帰宅後、その母子の姿に晴れた青空に映える赤い祇園傘の行列を重ねてクレパス画に描き直したのがこの絵です。
 
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