2013年第26回MBCサムホール美術展入選作「鹿児島のおぎおんさぁ」
退職後のクレパス画事始め
スケッチブックにすでに描いていた「おぎおんさぁの祗園笠行列」の絵を基にして、それをつぎのような方法でサムホールに新たに描き写しました。
 
   



 2013年8月9日の午後3時過ぎに拙宅に第26回MBCサムホール美術展の審査結果通知書が届き、私が出品した「鹿児島のおぎおんさぁ」が入選したことが判明しました。この入選した拙作は明日の8月10日から18日まで鹿児島市の黎明館の第1特別展示室で開かれる第26回MBCサムホール美術展で展示されます。

 7月30日にみんカルの「初めてのクレパス講座」夏期講座の第2回目のとき、この講座担当の前田先生にサムホール(thumbholeとは絵画用具の一種で、22.7センチ×15.8センチの小型のスケッチ板)に描いたクレパス画「鹿児島のおぎおんさぁ」を提出したのですが、そのときに先生から受講生が描いたサムホールをもし第26回サムホール美術展に出品するなら、締切日は来週の8月6日までなので希望者はいま申し込んでくださいと言われ、怖いもの知らずの私はなんでもチャレンジと慌ててその場で申し込んだのです

 しかし、8月7日放送のMBCニュースにこの第26回サムホール美術展の審査の様子が報道され、特別賞等の素晴らしい受賞作品が紹介され、それらの優れた作品を見てすっかり自信を無くしてしまい、ハラハラドキドキしながら審査結果の通知を待っていました。


 それだけに入選の通知が届いて大喜びしました。 第26回MBCサムホール美術展のサイトによると、同美術展への今回の出品数462点に対し 特別賞22点、入選322点とのことですから、約74.5%の展示率ですから、私のような初心者には比較的敷居の低い美術展と言えると思います。

 それでも、私にとっては生まれて初めての絵画出品であり、また初入選であり、とっも嬉しい絵画体験でした。このような美術展への出品の機会を与えてくださったみんカルの前田先生には心から感謝申し上げたいと思います。

 それで、入選の通知が届いた翌日(8月10日)の午後2時過ぎにMBCサムホール美術展の開かれている黎明館に出かけたのですが、気合の入った技術的にも優れた数多くのサムホール画のなかに拙作を見つけたとき、ドッと冷や汗が出てきました。私の描いたクレパス画はなんと稚拙で緊張感のない絵なんでしょうか。よくも審査員の先生方は私のこのような文字通りの拙作を入選させてくださったものだと思ったものです。しかし、私のこの脱力系の稚拙な絵画こそがまた私の絵の個性であり、さらにもっと上手くなりたいなどという野心などは持たず、これからもただひたすら楽しく絵を描いていきたいと「決意を新たにした次第」であります。

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